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スタッフブログ
- 2019.12.12
- 社長の想い
駿河台大学 寄付講座
先日、駿河台大学で飯能信用金庫さんで行っている寄付講座の一コマ「中小企業の現状について」というお題で講義してきました。
学生の人数は200名程だったようです。私と大黒屋の社長と二人で90分間講義してきました。
まじめな内容でしたが、学生のみなさん良く聞いてくれていました。(ガヤガヤしているか、ぐうぐう寝ているかと思いましたが)
私なりに生意気ですが、中小企業の現状についてお話しさせていただきました。一人くらい当社に興味持ってくれる学生が来れば良いなと少し期待して、頑張ってきました。
飯能信用金庫さんは、立教大学大学院と経営塾(竹林舎)ビジネスカレッジを開講しています。そのOB会の役員をやっていまして、今回私に依頼が来ました。竹林舎は異業種の若い経営者、次期経営者の集りで、地元の中小企業が多いので、同じ業界の集りと違い、とても刺激が多く、面白いです。皆真面目に勉強されていて、気軽に相談できる雰囲気もあり、とても有り難い場を提供していただいてます。学びだけでなく遊びも半端じゃないから、余計面白いのかなと思います。
講義では、たくさんお話しましたが、その中で教育についてお話しました。ある調査によれば、日本の企業の7割の会社は教育費が0円ということです。それだけ、教育に時間とお金を掛けることができていないという現実ですね。税金を納めている企業が3割という数字となんとなくリンクしているような気がします。
その他、社員の多能工化について、それから規模を求めずニッチで勝負すること、ホームページの活用など。
それと中小企業の良いところは、社長に声が届く。規模が小さいので、入社した瞬間に将来の幹部候補生であることなどをお話ししてきました。
いずれにせよ、少子化で貴重な若者達は、引っ張りだこですから、僕ら就職氷河期の世代よりは就職条件がいいですね。
しかし、今は大手に入れば安泰と言えない時代ですし、学生の価値観も多様化していますから、就職先の探し方は難しいのかもしれません。
中小企業でも素晴らしい会社さんは、数名の募集に数百人、数千人の応募があると聞いています。
我社は恥ずかしながら、新卒採用の経験がありません。ほぼ紹介などで人財を確保しています。
直近の3年で6名入社したのは嬉しいことですが、20代前半がほしいですね。できれば40年務めてほしいです。
中小企業はどこも人材不足、後継者不在が大問題のようです。今後、10年以内に1/3の会社が後継者がいないことにより消滅すると言われています。もったいないけど、現実です。
魅力ある会社にならないと、生き残れない時代になる。ともお話しさせていただきました。
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