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スタッフブログ
- 2020.03.07
- 解体工事紹介
製薬会社の改修工事は設備が主役
引間です。
大規模な製薬工場の改修工事を紹介します。
昨年の秋から始まり、いくつかの工事を頂いております。
いつもお世話になっておりますT社さんは、設備屋さんですが、技術力で大手にも負けずにやっている社員が数人の小さな会社です。製薬工場は特に設備工事に高いクオリティが求められ、費用の割合も大きく、建築工事は主役ではありません。T社さんは、建築工事も請け負ってしまうので、お客様から頼られる存在なのだと思います。
もちろん、ゼネコンさんや大手の設備会社でもできますが、小さな改修工事で非常に手間の掛かる設備工事が主の工事をやりたがる訳もなく、また価格も高いことから、T社さんは大手さんに負けないようです。
そして、設備屋さんの強いところは、日頃のメンテナンスや修繕などで工場のことを良く分かっているから、お客様は助かるのです。やっぱり安心・信頼ですね。
とても広い範囲の改修工事です。床面積で1600ｍ2あります。
この写真の奥のエリアは5月連休明けに解体します。
機械室から屋上へ出る扉にスロープを作りました。小型のフォークリフトで搬出します。
屋上に搬出し、レッカーにて車へ積込ます。
今回はＴ社さんの歴史の中で一番大規模な工事とのことなので、気合が入っています。
大規模な工事をやりつつ、追加工事や別工事がどんどん出てきて、こちらも大変です。
改修工事に解体は付き物です。先ず最初の工事が解体ですから、既存の生きている設備に気を付けながら、工程を守るということが大事です。今のところ、順調に進んでいます。
当社は解体であれば、何でもやります。木造、鉄骨、ＲＣ造建物の解体、内装の解体、設備の解体、樹木の伐採もやってます。
Ｔ社さんとの付き合いは、非常に不思議な縁を感じます。前職の設備会社を辞めた時の最後の現場が半導体工場で、お客様に退職の挨拶をして、駐車場に向かう途中の出来事でした。それまであまり話したことのなかったライバル会社Ｔ社の社長とすれ違ったのがきっかけです。
私「実は、本日で会社辞めることになりまして、お世話になりました。」
社長「え、辞めて何するの？」
私「親の会社で解体屋になります。」
社長「そーなんだ。・・・今度何か壊すものがあったら連絡するよ。」
こんなやり取りがあってから、少しして連絡があり、大規模の太陽光パネル解体工事を頂いたことが始まりです。
それからもう15年くらいのお付き合いになります。毎年たくさんの工事を頂いてます。建築工事もやっているので、内装解体から、空調機や配管・ダクト、そしてお客様の製造機器、特殊設備、スクラバー、集塵機、冷却塔、熱源まであらゆるものを解体させていただいております。
もう再来年の工事も計画しているとのこと、しばらくは、この現場にお世話になりそうです。
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