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スタッフブログ
- 2019.11.13
- 社長の想い
就業規則
昨日、就業規則について都内まで打合せに行ってきました。
人を大切にする経営学会の全国大会で「働き方改革を超える就業規則」という素晴らしい講演をして頂いた弁護士の杉田先生の事務所へ、当社でお世話になっている社労士さんと一緒に相談というか、勉強に行ってきました。
就業規則に興味のある方っていますか?私はほとんどいないと思います。何故なら、会社を守る為の規則をならべてあって、ちっとも社員を守るという目線で作られていないからです。もちろん会社が作っているからということもあるのでしょうでど、〈何々しなければならない〉という文面が多く、会社から社員に対して一方的に示されるルールと言えます。杉田先生は、これをステージ1(従来型の就業規則)と言ってます。
ステージ2(現代型の就業規則)とは、本来個別合意(労働契約)によって定められるべき労働条件についても規定され、双方向的な意味合いをもっているものになっているとのことです。
ステージ3(人を大切にする経営における就業規則)とは、経営理念に貫かれた社員にとって親しみやすい就業規則と言ってます。
私はこのステージ3を目指したいと思っています。何故なら、創業当時に作られたものは、ほとんど見直されることなく、誰も見ないただ埃を被っているだけの書類だったからです。恥ずかしながら、社長の私も見る気がしないものでした。それは、読んでも分かり難い文章、法律的な書き方、難しい単語が多く、本来活用出来れば、社員にとっても会社にとっても便利なものなのに、機能していませんでした。
今年は大幅な修正作業をしていまして、前よりは読みやすく、分かりやすい文にしています。前文として、会社の理念、就業規則の考え方を明記しました。私が目指す理念と風土を構築する為には、日々理念経営を実践しながら、皆で考え、ルールも常に変わっていくものだと思います。ですから、これで終わりではなく、進化していくものと考えます。
そして親しみやすいものにするには、必要ないものをそぎ落としたり、細則に分けて見やすくすることが必要です。そのやり方、進め方について弁護士先生に相談出来れば、こんな心強いことはなく、昨日打合せしてきました。
先生は業界によっても全く違うし、100社あれば、100通りあるべきものですから、なかなかどの会社でも使えるような雛形を作ることが難しく、模索中とのことでした。今現在数社の就業規則を0から作り直すお手伝いもされているとのことでした。当社のような小規模の会社でどこまで就業規則にこだわれるかわかりませんが、理念経営を実践していく中で、ルールを作ったり変更したら、修正を掛けていくこと、少しでもわかりやすい表現や文に変えることは今後もやっていこうと思います。
それが、働き方改革を超える人を大切にする経営となり、社員満足、やりがいに繋がり、関係企業、地域、顧客へと繋がっていくものと理解しています。
しかしながら、まだ始めたばかりで、壁がたくさん立ちはだかっています。応援、叱咤激励、よろしくお願い致します。
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